大病を患う恐怖と闘おう|現代社会を生き抜く人々に忍び寄る癌

医者

咽頭部にできるがんとは

部位により呼び方が異なる

女性

咽頭がんと呼ばれるがんがあります。できる部位によって上咽頭がん、中咽頭がん、そして下咽頭がんに分かれます。いずれも主な症状としては、耳鳴りがする、物が呑み込みにくい、そしてリンパ腺や扁桃腺が腫れるといった特徴があります。このうち上咽頭にできるものは首のリンパ腺が腫れやすく、中咽頭のがんは物が呑み込みにくいといった自覚症状があります。それから下咽頭にできるがんは、やはり呑み込む時に違和感があるという症状が出ますが、この部位のがんは進行した状態で発見されることが多く、そのため普段から定期健診を受けることをお勧めします。また下咽頭がんの場合は、声がかすれるなどの症状が喉頭がんに似ることがありますが、喉頭がんとは似て非なるものです。

レーザーや免疫療法も可能

治療方法としては、他のがんと同様に手術、抗がん剤、そして放射線療法が行われます。ただし咽頭がんの場合、当該部位に他の臓器、たとえば声帯とか舌、食道などがあり、それらの臓器を一部切除しなければならないこともあります。ですからケガ手術はなるべく避け、それでも切除が必要な時には、切り取った部位の再建が行われることもあります。また咽頭がんは、放射線療法や抗がん剤の効果が出やすいがんであるため、手術よりもこういった治療方法に重きが置かれ、特に他の部位を切除せずにすむ、レーザーや凍結療法による治療も行われています。それから最近は、他のがん同様に免疫療法も用いられるようになっています。この方法ですと、副作用があまりなく、治療も簡単に終わります。